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THE YYELLOW MONKEY 東京ドーム公演 第の復活4月27日

THE YELLOW MONKEY東京ドーム公演キャプチャ 音楽
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THE YELLOW MONKEY東京ドーム公演キャプチャ

2024年4月27日、ゴールデンウイークが始まった初日。

東京ドームではTHE YELLOW MONKEYのLIVEがありました。

この日は「第2の復活」とも言われるほど期待値の高いものだった。

コロナで中止になった2020年

コロナが蔓延する前の年末。

2019年12月28日THE YELLOW MONKEYは30周年ドームツアーを開催した。

12月28日のTHE YELLOW MONKEYのbirthday。

この日の名古屋ドームから始まり、2020年2月11日の大阪・京セラドーム。

そして4月4日・5日の東京ドーム2DAYS。

の予定が、コロナで延期。

半年後の2020年11月3日。

ドームクラスで有観客LIVEを初めて行ったのがTHE YELLOW MONKEYのだった。

色んな規制があり、観客はドームの収容人数の半分以下。

満員だと5万人の中、売り出されたチケットは約1万9000人分。

事務所やプロモーターサイドから見たら、儲けなんてあるわけがない。

それでもLIVEを決行したのにはメンバーからファンへの思いがあったのではないだろうか。

厳戒態勢の中での開催。

それでも、批判の声は少なからず上がっていたのは確かだった。

因縁の東京ドーム公演

メンバーやファンにとって東京ドームはそれほど良い思い出はない。

2001年1月8日。

東京ドームでのLIVE後、活動休止が決まっていたTHE YELLOW MONKEY。

メンバーの表情も心なしかいつもと違う。

会場のファンももちろん複雑だ。

のちにTHE YELLOW MONKEYは解散する。

これが、最後のLIVEになるとは誰が想像しただろう。

これを書いている筆者も、「次は行こう!」とエンタメニュースを見て誓ったのを覚えている。

やっと声出しOKになったLIVE

東京ドームの外観

活動休止前最後のドーム、コロナでの声出し禁止ドームを経てやっと通常のLIVEができるようになったら、今度はボーカル吉井和哉さんの病気発覚。

なんともならない状況に。

でも、それらを乗り越えやっと東京ドームでのLIVE開催になりました。

ファンは朝早くからドーム前に集まり、交流を深めたり、撮影したりと様々な時間を過ごしました。

そして迎えた開演時間。

オープニングでは吉井和哉さんが

「みんなで輝きましょう!」

との声で始まった「バラ色の日々」

この時には、コロナで声出し禁止の時に集められたファンの歌声も一緒に流されました。

会場は割れんばかりの歌声が溢れました。

やっと一緒に歌えた嬉しさから涙する人も。

男性でさえタオルで涙をぬぐいながらLIVEを楽しんで、吉井さんを後押しするよう拍手やワイパーをします。

時折、苦しそうな声になったり、後半ではかすれたりもしましたが、Wアンコールを含め3時間。

見事に歌い切りました。

筆者も会場スタンドから見てました

アリーナ席が良く見えるスタンド席。

ほぼステージ正面の席です。

ステージを見るとアリーナのお客さんが見えます。

1曲終わるたび大きな拍手が送られます。

曲に合わせて手を振り上げます。

それが本当に吉井さんを支えているように見えました。

会場がひとつになり吉井さんを後押ししている親のように見えたのは私だけではなかったようです。

そして、吉井さんが今までの東京ドーム公演で一番楽しそうで力んでいないようにも見えました。

病気からの復活ですから、フラットな状態ではないことはわかっていますが、

悲壮感も、やってやる!というそういうものがなく、むしろ

みんなが何とかしてくれるのでは?

といった感じがありました。

この私も、今回の東京ドームはメンバーがすごく近くに見えました。

スタンド席ですから、現実は近いとは言えません。

きっと気持ちがそう感じさせたのだと思います。

メンバーの優しさ

LIVEの途中で流れた吉井さんの病気の映像。

診察中のもの、放射線治療を受けて皮膚が焼けたものまで公開されました。

このLIVEは会場に居た人だけでなく、配信もされており、関係者席には同じミュージシャンやメディアの方々も来ていたはずです。

そのような方々にも見られるとわかっていてあの映像を流すことを決めた吉井さん本人。

それについてコメントしているメンバーたち。

主治医の先生もよく承諾したと思います。

それがきっと、吉井さん本人の背中を押す。と思ってのことなのでしょう。

MCで吉井さんが言ってました。

「なんの根拠もなくドームやるって言ってごめんね。」

「みんなの歓声があればできると思った」

きっとこれが本音なんだな。と思いました。

歌いたかったのと、LIVEをやりたかったのと、歓声が聞きたかった。

いろんなことをガマンしていた約2年半。

完璧ではないにしろやりたかったのだと思います。

余韻冷めやらぬ

LIVEから3日が経っても思い出すと泣きそうになります。

翌日はLIVEの興奮で現実がこれなのか?

本当にLIVEに行ったのか?

そんな感じでしたが、ネットニュースがでて読むたびに

「行ったんだな。」

と思うと同時にいろんなことが少しずつ思い出されます。

「第2の復活」の場所に居ることができたことは幸せな経験をさせてもらいました。

病気をして、根治して、初めてのステージで3時間しっかり歌ったミュージシャンは他にいただろうか?

「ネクストステージで会いましょう」

と病気の発表をした吉井さん。

次はもっと完璧に仕上げてくると思います。

その時も立ち会えるますように。

THE YELLOW MONKEY東京ドーム公演キャプチャ

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